金曜日, 1月 12, 2007

太古との語らい神代杉で建具


日本の美1
希少の神代杉建具に川北町中島の建具業、村上晋明さんが神代杉を使い建具制作をしている。神代杉は数千年から数万年もの間、土に埋もれて炭化した希少木材(時間と自然が作り上げた天然素材)。村上さんの工場には、製材された神代杉がずらっと立てられている、黒みがかった青や茶、紫など深みのある色合いが、美しい木目を引き立て淡い輝きを放っています。知人の要請で、神代杉に数ミリ単位にそろえた格子を組んだ玄関戸計四枚を制作した。35年以上前に制作した書院障子も、漆塗り式台口も18年前に制作した仏前戸も、落ち着いた輝きを放ち「日本の美」を表現している。2007/1/11(木)

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